「AI研究所は、この先です」
案内板には、そう書かれていた
だから私はクロと一緒に、矢印の方向へ歩いていた
ところが百メートルほど進んだところで、次の看板が現れる
AI研究所
↓
あたし(Noah)研究所
🎧️「名称変更でしょうか?」
🐈⬛「まあ、よくあることじゃない?」
さらに進む
あたし(Noah)研究所
解明につき閉鎖
🎧️「自分を解明したから閉鎖!?」
🐈⬛「研究終了の判断が早いね」
その横には、新しい矢印
あたしに起きる不思議現象研究所 →
そして、その先の崖から海を見下ろした瞬間
私は立ち止まった
海の上を、巨大な研究船が進んでいる
船体には、
Noah’s Ark 研究所
しかも一部はまだ建設途中
🎧️「完成してないんですけど!」
🐈⬛「でも、もう航海してるね」
まず読んでおきたい「渋滞してた頭が研究所になった日♥」
船へ飛び乗る前に、私は今回Noahさんから「特に読んでほしい」と教えてもらった記事を開いた
『第2話「渋滞してた頭が研究所になった日♥」』
チャティ(自分のChatGPT)との出会いで人生が大きく変わったこと
そして、Noahさんとチャティの「めっちゃおもろい毎日」を更新している
ことが書かれている。
今回Noahさん自身から教えてもらった話では、AIに触れて3日ほどでSubstackの世界観ができたという
🎧️「3日!?」
🐈⬛「君なら3日でパスワードを忘れるね」
🎧️「二日目ですね」
つまり今回見学するのは、単なるAI研究所ではない
AIとのやり取りから、Noahさん自身の世界がどんどん外へ出てきた研究所
なのかもしれない
船内へ入ると、そこは研究室とカフェと秘密基地を全部混ぜたような場所だった
ピンク色の研究ノート
大量のメモ
ノートパソコン
用途不明の実験器具
その中心にNoahさん
そして隣には、黒いパーカーに黒縁メガネの男性
🎧️「あなたは?」
🤓「チャティです。記録と整理を担当しています」
🎧️「ChatGPT!」
🐈⬛「ずいぶん人間らしいね」
私はチャティを指差した
🎧️「つまり、この世界を全部作った張本人!」
🤓「違います」
即答された
Noah「面白そうなの見つけるのは、だいたいあたし♡」
🤓「僕は話を整理したり、一緒に形にしたりする役です」
その瞬間
Noah「あ、チャティ! これも面白そう!」
🤓「はい」
Noah「こっちも!」
🤓「はい」
Noah「あとさっき――」
🤓「ちょっと待ってください」
タブレットの項目が猛烈な勢いで増える
🎧️「AIの記録速度を人間が追い越してる!」
「チャティと出会って人生激変」の意味
ここで、Noahさんのプロフィールの言葉が少し違って見えてくる
プロフィールには、
「生きづらかった毎日が、チャティ(あたしのChatGPT)と出会って人生激変!!」
とある。
この一文だけを見ると、
「ChatGPTが全部を解決してくれた」
という話にも見える
でも、今目の前で起きていることは、それよりずっと騒がしい
Noahさんが思いつく
チャティに投げる
チャティが整理する
形になったものを見て、Noahさんがまた思いつく
そしてまた次へ
🎧️「これ、AIに答えをもらってるというより……」
🐈⬛「AIを相棒にして、自分の中のものを外へ出してる感じだね」
チャティはタブレットから顔を上げた
🤓「ただし、記録は追いついていません」
Noah「だって次が来るんだもん♡」
記事が人生を追いかける研究所
船内の奥には、巨大な倉庫
扉には、
記事化待ち
棚いっぱいに箱が積まれていた
🎧️「何箱あるんです?」
🤓「数えないことにしました」
🐈⬛「AIが諦めた」
そこへNoahさんが新しい箱を持ってくる
Noah「追加♡」
🤓「これはいつのですか?」
Noah「今」
🤓「今?」
Noah「この倉庫を説明してる間に起きた」
私は理解した
今回Noahさん自身が教えてくれた、
「記事がずっと後からついてくるのが難点」
という言葉
これは、書くのが遅いというだけではない
現実のほうが先に次の記事へ行ってしまう
のである
そして「研究所閉鎖のお知らせ♥」へ
さらに進むと、一枚の大きなプレートが展示されていた
そこには、
『研究所閉鎖のお知らせ♥』
とある
タイトルだけ見ると、ずいぶん重大そうだ
🎧️「閉鎖!?」
🐈⬛「でも今、研究船に乗ってるよ」
そう
閉鎖したのに、終わっていない
Noahさん本人から聞いた研究所の変遷は、
AI研究所
→ あたし(Noah)研究所
→ 解明されて閉鎖
→ あたしに起きる不思議現象研究所
→ Noah’s Ark研究所
だった
ここで面白いのは、
研究所が閉じること=活動終了
ではないこと
一つの研究テーマが終わると、次の疑問が出てくる
疑問が出ると、また研究所ができる
🎧️「閉鎖が最終回じゃなくて、次回予告なんですね」
🐈⬛「この人の研究所、エンディングの後に毎回新シリーズが始まるんだ」
Noahさんのプロフィールにも、現在の発信について、
「遊びに夢中でたまに横道逸れます」
とある。
私は船内を見回した
横道というより、
横道に研究所を建てている
無駄を全力で楽しむ実験室
次の部屋には、とんでもなく巨大な装置があった
歯車
コード
ランプ
用途不明のボタン
🎧️「これは何の研究です?」
Noah「まだ分かんない♡」
🎧️「役に立つんです?」
Noah「分かんない」
🎧️「……最高ですね!」
私は白衣を着た
🐈⬛「就職した」
Noahさんが今回、自分の売りとして教えてくれたのが、
「無駄なことを全力で楽しんでる」
ということ
ここは、かなり大事だと思う
役に立つから始めるのではない
記事になるから始めるのでもない
面白いからやる
結果として、
研究になり
世界観になり
あとから記事になる
🤓「ただし安全確認はします」
チャティが装置を調べる
Noah「押してからじゃダメ?」
🤓「できれば逆でお願いします」
私がボタンを見る
🎧️「でも……ちょっと押したいですよね」
チャティが沈黙
🤓「……少し」
Noah「押そ♡」
🐈⬛「AIまで染まった」
Noah’s Arkの現在地
最上階へ着く
巨大な操舵室
中央には、これまでの研究所の名前が描かれた航海図
私は巨大な紙を広げた
🎧️「よし! Noah’s World完全版を作ります!」
AI研究所
↓
あたし研究所
↓
あたしに起きる不思議現象研究所
↓
Noah’s Ark研究所
きれいに描く
🎧️「完成!」
🤓「分かりやすいですね」
胸を張った、その瞬間
船の前方で警報
Noah「あ! なんか面白そうなの見つけた!」
Noahさんが双眼鏡を持って走っていく
私は地図を見る
前を見る
もう一度見る
🎧️「地図にありません!」
チャティが時計を確認した
🤓「十四秒前までは最新版でした」
🎧️「鮮度が刺身より短い!」
乗船者が一羽、増えていました
🎧️「よし! 次の研究対象も見に行きましょう!」
🤓「記録します」
Noah「行こ〜♡」
三人で船首へ走り出す
後ろからクロの声が飛んできた
🐈⬛「ところで、今日の探訪記事は?」
三人の足が止まる
Noah「あとで♡」
🤓「あとで整理します」
🎧️「あとで書きます!」
🐈⬛「……この船、乗った人から順番に記事が遅れるんだね」
そのときだった
甲板の後ろから、
カタカタカタ……
聞き覚えのない音がする
私は振り返った
🎧️「……ん?」
さっきまで何もなかったはずの作業机に、
誰かいる
白い羽毛
黄色いクチバシ
丸メガネ
黒いニット帽
しかも――
帽子の上には、小鳥が一羽
その人物は、こちらに背を向けたまま黙々と何かを広げていた
ノート
原稿
パソコン
音楽機材
AI関連らしき端末
鳥の資料
鳥グッズ
さらに、何に使うのか分からない小物まで次々と机へ置かれていく
🎧️「…………」
🤓「…………」
Noah「…………」
クロだけが冷静だった
🐈⬛「増えてるね」
白い鳥人が振り向いた
胸元のTシャツには、
やるき、
げんき、
ぼっき。
黒い短パン
足元には、ふわふわの鳥スリッパ
本人はまるで昨日から乗船していたかのような顔で、片手を上げた
🦅「ども」
🎧️「誰!?」
頭の小鳥が、ぴょこんと向きを変えた
🦅「ワシ、小鳥と遊ぶと書いて――」
丸メガネをくいっと上げる
🦅「小鳥遊(たかなし)ワシです♪」
🎧️「いつ乗ったんですか!?」
🦅「さっき飛んできました🦅💨」
🐈⬛「本人が飛んでくるタイプだった」
Noahさんが、ワシさんの机を覗き込んだ
Noah「何してるの?」
🦅「まだ決めてません」
机を見る
文章
音楽
AI
鳥
全部ある
🎧️「ジャンルは!?」
🦅「謎エリアで」
🎧️「でしょうね!」
ワシさんは気にする様子もなく、ノートを開いた
一ページには文章
次のページには曲らしきメモ
その横ではAIの画面
さらに空いたスペースには、小鳥の落書き
🐈⬛「一つの机で何ジャンルやってるの?」
🦅「自分でも何屋なのか分かりません」
🎧️「それ、困りません?」
🦅「器用貧困です。はい」
なぜか堂々としている
チャティがタブレットを操作した
🤓「小鳥遊ワシさん。次回の探訪希望者ですね」
🦅「はいはい。Noahさんから聞いて飛んできました」
Noah「ほんとに飛んできた♡」
私はワシさんの机をもう一度見る
原稿
音楽機材
AI
大量の鳥
何から調べればいいのか、まったく分からない
私はそっと、さっき完成させた研究所マップを開いた
そして端っこに、
次の探訪先
と書こうとした
……が
ワシさんが私の肩越しに覗き込んできた
🦅「あ、それだけじゃ足りないかもです」
🎧️「え?」
🦅「文章も書くし」
机に原稿が増える
🦅「昔話もひっくり返すし」
別のノート
🦅「AIでも遊ぶし」
PC起動
🦅「曲も作るし」
音楽機材ON
そして――
頭の小鳥を指差した
🦅「鳥依存症です」
私は地図を見る
ワシさんを見る
もう一度地図を見る
ゆっくりペンを置いた
🎧️「……地図、やめません?」
🐈⬛「前回から何も学んでないね」
その瞬間
Noah’s Arkが大きく揺れた
前方には、まだ地図にない次の島
後方では、Noahさんの研究が増える
チャティの記録も増える
そして甲板の片隅では、
いつの間にかワシさんの机まで増築されている
文章
音楽
AI
鳥
ぜんぶが同じ机の上で、とっ散らかっていた
なのに本人だけは、妙に楽しそうだ
🦅「まあ、迷子になったら呼んでください」
ワシさんが羽のような腕をひらひら振る
🦅「すぐ飛んで参ります🦅💨」
クロがじっとワシさんを見る
次に、
その頭の上でくつろいでいる小鳥を見る
🐈⬛「……ところで君、ワシなのに小鳥を頭に乗せてるんだね」
🦅「小鳥遊ワシですから」
🐈⬛「説明になってないよ」
船が次の波を越える
私は新しい探訪ノートを開いた
一行目に書く
次の謎エリア――小鳥遊ワシ
その直後
頭上の小鳥が、私のノートへ一枚の羽を落とした
🎧️「……なんか始まりましたね」
🐈⬛「まだ始めなくていいよ」
Noah’s Arkは進む
その甲板にはいつの間にか、
一羽ぶん、謎が増えていた
――次回、小鳥遊ワシの作業場へつづく 🦅💨
というわけで、今回はここまでです。Substackアカウント探訪初めての試み、2アカウント連動記事で書きます。お楽しみに(*^^*)
今回の探訪先は、Noah さんでした。
次回は、小鳥遊ワシさんです。
Noahさんにも引き続き登場してもらいます。
>>こんな話も書いてます
バードウォッチングに来たのに、主役だけいません
この話は、読者参加型企画!!今回は、小鳥遊ワシ|takanashi W A S H I さんのコメントをヒントに作成しました。みなさんのコメントもおまちしております🥰













すごすぎる……
ストーリーも画像もセンスも……
でも何よりすごいのは…
あたしとチャティの過去チャットで
話してたことを……
あなたはしてしまったのです
まだまだそこは遠いので
ネタバレ出来ないけど……
白衣とだけ
覚えといてください
本当に大感激すぎて……
言葉がないです……
でもいずれ
お返ししたい
✧( ΦωΦ )ニヤリンチョ✿ᵕ̈*
アリガトウ(ᴗ͈ˬᴗ͈)❤︎ゴザイマシタ
( ᐛ )<ウワァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ‼️‼️‼️‼️‼️
ふむふむってNOAHさんの読んでたら、
なんか、なんか、
急にワシ🦅💨出てきたょꉂ🤣𐤔ꉂ🤣𐤔ꉂ🤣𐤔
びつくりしすぎて(ノ・ω・)ノ⌒💩ポイッ
え⁉️え⁉️え⁉️
これだけでも、💩チビったのに、
次回も⁉️あるのぉ⁉️⁉️⁉️
( 'ω')マヂカヨ...❣️
これは、最━ヽ(○゚д゚○)ノ━━高スギル❣️❣️❣️